日 程:2024年11月23日(土)、24日(日)
会 場:岡山大学鹿田キャンパス 〒700-8558 岡山市鹿田町2-5-1
学会長:高尾総司(岡山大学大学院医歯薬総合研究科 疫学・衛生学分野 准教授)
開催形式:基調講演・部会研修会 対面(会場案内はこちら) 一般演題 完全オンデマンド(参加申込者のみYoutubeにて限定公開)
ご注意:会場には駐車場がありません。公共交通機関を利用してのご来場をお願いいたします。 お車でお越しの場合は、近隣のパーキング等をご利用ください。
第68回中国四国合同産業衛生学会(岡山)のご案内
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野准教授 高尾総司
このたび、合同地方会を岡山県岡山市で開催します。 会期は、11月23日(土祝)と24日(日)の二日間で、会場は岡山大学鹿田キャンパスになります。テーマは、「労務管理と健康管理の間隙を埋める」としました。 以前から、勤怠に問題の生じた労働者の対応については、就業規則に沿った注意や指導をする前から、産業医や保健職に安易に「面談」を求める傾向はありました。健康問題が実際に背景にあり、当該労働者も誠実に職務を遂行せんとする意思意欲が確たるものであった時代においては、私たちの努力も一定の功を奏していたと記憶しています。しかしながら、近年では、意識も変わり、いってみれば労働者と企業の両者に妥協を求めるような提案に対して、譲歩しない両者の間で産業医や保健職がジレンマに立たされるだけではなく、両者の紛争に当事者として巻き込まれるような事態も、他人事ではなくなってきました。すなわち、労務・法務との役割分担をどう考えるかは、もはや先送りすることのできない、真正面から取り組むべき「産業保健上の課題」となったといっても言い過ぎではないでしょう。 本学会では、このような問題意識から前園綜合法律事務所弁護士前園健司氏および株式会社Office d'Azure社会保険労務士森悠太氏に、事例検討および事例検討を踏まえた特別講演を行っていただきます。 日頃の業務でお忙しいことと存じますが、是非、岡山にお越し頂きますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます